プログラマーズマガジン 開発環境



著者の開発環境を紹介します。

1.Windows環境


 マシンはある程度高速ならこだわりませんが(とはいっても最速の...が出るとすぐに 変えたくなります)、キーボードは'A'キーのとなりにCtrlが配置されている必要が あります。ここにCaps Lockキーがあるマシンはキーボードを交換します。交換でき ない場合はソフト的に何とかするように試みます。それでもだめな場合は、よほどの 理由が無いかぎりそのマシンを触ることはなくなります。
 開発環境のベースとなるソフトOTERMという自作のソフトです。OTERMは DOSウィンドウのかわりにコマンドを入力し実行するためのソフトです。 このソフトとDOS風のエディタで快適なCUI環境を構築しています。 Windowsを起動してから終了するまでほとんどマウスを触ることなく 作業しています。手はほとんどホームポジションから移動しません。もちろん カーソルキーを使うこともほとんどありません。GUIでもショートカットキーを使えば マウスを使う場面は放ります。しかし、Ctrl('A'キーの隣のキー)+?で全ての 機能が実行でき、Ctrl+Q Ctrl+Sのような2ストロークや 3ストロークまで自由にカスタマイズできるようにならないと使う気が起こりません。 このような理由から今でも昔ながらのCUI環境を使い続けています。 CUIの中心となるのはDOSウィンドウですが、次のような理由から DOSウィンドウではなくOTERMを使用しています。

(1)ダイヤモンドカーソルを使っての行編集やヒストリ呼び出しをしたい
(2)ファイル名の補完機能
(3)Linux、UNIXも頻繁に使うためディレクトリ指定で/と\をよく間違えるのでこれに対してある程度対処したい
(4)表示結果のスクロールとタグジャンプ
(5)ウィンドウサイズと行/列のサイズを自由に設定したい

OTERM上では主に内部コマンド、エディタ、telnetを使用します。 コンパイラは、Visual Studioを使用しています。 エディタはMAX EDITORという自作のものを改造しながら長年愛用しています。 MAX EDITORはMifesやVZのようなDOS風のエディタです。 Linux、UNIXでウィンドウベースでないソフトを開発したりHTML/CSSを書くときにtelnetを 使用します。実際にはWindows 95に付属されているtelnetではなくEtherMAXという telnet風のソフトを使います。EtherMAXを使う理由はリモートログインしている時に MAX EDITORが使えるためです。EtherMAXの説明は長くなるので ここを参照してください。 また、最新バージョンのEhterMAXは送受信するデータを暗号化するので インターネット経由でログインする人にも使ってもらっています。
 具体的な使い方はWindowsの起動後、OTERMを表示します。 OTERMのcdコマンドでソースプログラムのあるディレクトリに移動します。 ディレクトリの指定にはファイルの補完機能を多用します。 たとえばc:\source\max_editorというディレクトリに移動するときは cd \soでCtrl+Lを押し\maと追加しCtrl+Lを再度押します。これでコマンド行には 'cd \source\max_editor'と入力されます。
 ディレクトリの移動後にエディタを起動しソースを修正します。 エディタは'me [file]'で起動します。ファイル名はOTERMのファイル名補完機能や、 エディタの行入力エリアでのファイル名補完機能、エディタのファイル選択メニューでの インクリメンタルサーチ機能を使って指定します。ファイル名をそのまま入力することは ほとんどありません。 エディタによる編集はほとんどCtrlキー操作で行っています。 ファンクションキーにも編集機能が割り当てられていますがほとんど使いません。 ファイルの編集が終わるとだいたいCtrl+Q Ctrl+Q Aでファイルを セーブしmakeを実行するかVisual Studio等のビルドを行います。

2.Linux、UNIX環境


 UNIXは主にSolaris x86を使っています。また、LinuxはCentOSを使用しています。 X Windowを必要としない時は、前にも述べたEtherMAXでWindowsからログインして使用しています。X Window 対応のソフト開発ではxtermなどのターミナルエミュレータから操作します。使用する コマンドはX Window用のMAX EDITOR以外はUNIX標準のものを使用しています。
 最近のPCは'A'キーの隣にCaps Lockが配置されプログラマには非常に使いにくいキーボードが 標準です。しかし、Solarisではソフト的にこれらのキーを交換することが 可能です。X Window上だけならXのコマンドで変更できますが、ウィンドウなしでも使用 することが多いのでキーテーブルの書き換えて使用しています(キーテーブルには X Window用と非ウィンドウ用の両方があります)。