RedHat基本1−ネットワーク設定(その1)





1.X Windowがない

 EtherMAXの移植も簡単に完了したので、X Window用のMAX EDITORもついでに移植してしまうことにしました。 X Windowを動かすにはXFree86のコンフィグをしなければならないのと、最近はEtherMAXでしか作業しないためX Windowは全く使わないのでちょっと気が進まないのですが、X Window用のMAX EDITOR(しかもVZモード)の要望が多いので移植することにしました。 まずは、X用のディレクトリのbinの下を覗いてみるとほとんどファイルが存在しません。どう見てもXはインストールされていないようです。 RedHatのインストール時に、どのようなタイプでインストールするか選ぶときにサーバタイプを選んでしまったのがいけなかったようです(CGIを作成してWebサーバとして使用するのが目的だったのでサーバタイプにしました)。 付録となっていた雑誌の記事をちょっと見てみるとrpm形式でファイルを展開する例が書いてあったのでCD-ROMをマウントしてXをインストールすることにしました。

付録のCD-ROMをマウントするため/etc/fstabを見てみると/mnt/cdromにマウントするエントリがあったのでmount /mnt/cdromと実行してみましたが、エラーとなってしまいます。 デバイス名が違っているのだと思いてきとうに試してみいるとマウントすることができました。あとでRedHatのサイトを見ていて解ったのですが、デバイス名はIDEのPrimary masterが/dev/hda、Primary slaveが/dev/hdb、...となっているとのことです。

マウントが完了したらrpmコマンドを使いそれらしき名前のファイルを片っ端からインストールしていきました。 いまいちファイル名だけでは必要なファイルかどうか判別つかないものが多いのですが、この辺の説明をしているWebページは見つけることができませんでした(何となくは解るのでそんなに真剣には探しませんでしたが)。
インストール後、VGAモードでは問題なく起動しました。

2.X Windowのコンフィグ

次にX Windowのコンフィグを行う必要があります。 インストール時以外にコンフィグしたことがなかったのでXのbinディレクトリを見てみると、それらしきコマンドが2個ありました。 xf86configとXF86Setupで起動してみるとどちらもコンフィグ用でxf86configはCUI、XF86SetupはGUI(XをVGAモードで勝手に動かしてくれる)で動くものでした。 いくつか問題点が発生していたのですが、致命的なことに現在使っているグラフィックカードがサポートされていないことに気がつきました。

RedHatのWebページを探し新しいバージョンのX(3.3.6)ならサポートしていることが解り関係するファイルを大量にダウンロードしてきました(専用線でなければここで挫折ですね)。 ダウンロードしたファイルをrpmコマンドでアップグレードして再挑戦です。

今度は選択候補に使用しているグラフィックカードのチップが表示されました。ただし、先ほどと同じ問題点はまだ発生していました。 問題点の一つはマウスの設定をしてもマウスカーソルが右上あたりを動き回るという現象です。IntelliMouse、MicrosoftMouse、PS/2などいろいろ試してみましたが解決しません。 RedHatのFAQなどにも類似した問題が見つからず、検索サーバで調べてみました。幸い類似の現象についての記述が見つかり勝手に起動されているgpmというデーモンが原因であることが解りました(ただし、解決方法はちょっと違いました)。 ps axで見てみると"gpm -t imps2"というプロセスが存在しています。一方マウス設定の選択ボタンにはIMPSという項目があったのでこれを選択してみると正常に動くようになりました。

もう一つは、コンフィグ中にキーボードを106に変更するとXF86Setupプログラムが動かなくなってしまうという問題でした。 この問題は、キーボードの設定を行わずに後で/etc/X11に作成されるXF86Configファイルを手で書き換えることで回避しました。
Section "Keyboard"
   Protocol        "Standard"
   AutoRepeat      500 30
   LeftAlt         Meta
   RightAlt        Meta
   ScrollLock      Compose
   RightCtl        Control
   XkbKeycodes     "xfree86"
   XkbTypes        "default"
   XkbCompat       "default"
   XkbSymbols      "us(pc101)"
   XkbGeometry     "pc"
   XkbRules        "xfree86"
   XkbModel        "jp106"	<-ここと
   XkbLayout       "jp"		<-ここ
EndSection

結局インストール時にサーバタイプと指定しなくてもインストールし直しになっていたようです。 これでやっとXがまともに動作するようになりました(実はMAX EDITORを移植していてもう一つXに問題が見つかったのですが、その話はまた別の機会に...)。