RedHatへのMAX EDITOR移植





今回移植したMAX EDITOR for RedHat LINUX版です。VZモードも用意しました。

1.コンパイル〜実行

まずは、前回移植したFreeBSD用のMAX EDITORソースを持ってきてコンパイルし直しました。 インクルードファイルの呼び出しで一カ所エラーになった所がありましたが、それを修正しただけでコンパイルまで完了しました。

実行してみると、とりあえず動いているようでなのでスクロール速度を見ていると時々MAX EDITORのウィンドウ外(Xのベースウィンドウ)に文字が表示されてしまいます。 いろいろデバッグしていてもいっこうに原因がわかりません。 だんだんMAX EDITORではなくXが疑わし思えてきました。そこでxterm上でcatコマンドを実行して画面スクロールさせてみました。 しかし、問題が発生しません。それでもしつこくウィンドウサイズを変えてみるなど試していると"cat *.c"で大量のソースを表示させると同じ現象が発生しました。

これでX Serverに問題があることがはっきりしたので、テストを続けていると時々X Serverがcoreを吐いて終了してしまいます。 これもX Serverが原因であることが疑われるのですが、このままではテストになりません。 またWeb上で調べてみることにしました(Webで調べる前に、XF86ConfigのColorDepthを32から8に変更してみましたが状況は変わりませんでした)。

2.ATI rage 128

X Serverの問題なのでグラフィックカードに依存していることが予測できます。 使用しているグラフィックカードはATI rage 128を使用しているのでその設定を中心に調べてみました。 同じような障害の情報は見つからなかったのですが、トラブル時はグラフィックカードのアクセラレーションを抑制することで解決することがあるようなので、次のように変更してみました。

Section "Device"
   Identifier      "Primary Card"
   VendorName      "Unknown"
   BoardName       "ATI Rage 128 (generic)"
   Option     "no_accel"		<- この行を生かしました
    #Option     "sw_cursor"
    #Option     "hw_cursor"
    #Option     "dac_8_bit"
    #Option     "dac_6_bit"
EndSection
この設定で試してみると両問題が解決しました。 また、ColorDepthが8に変更したままだったので32に変更しなしても問題は解決されていました。 しかし、ColorDepthが8のときはそれほど感じませんでしたが、32ではスクロールが非常に遅く感じます。 まるで2・3世代は前のグラフィックカードを使っているようです。 16に設定し直すと、まあなんとかMAX EDITORなら我慢できるといった感じです。 通常MAX EDITORではCtrl+カーソルキーでスクロール速度が加速して何を表示(スクロール)しているのかよく解らない程度の速度になるのですが、ほとんどスクロール速度が変わりません。

3.カナ漢字変換

次にカナ漢字変換のテストを行いました。変換エンジンにはcannaをインストールしておきました(cannnaにした理由はただ何となくです)。 kinput2を起動後、MAX EDITORを実行するとこれも問題なく動作しました。

漢字変換の表示モードを見てみるとOnTheSpotがやっと使えるようになっていることに気がつきました。 MAX EDITORは、昔からOnTheSpotでも使用できるようにしていたのですが今までSPARCstation用以外では使える環境が全くありませんでした。 OnTherSpotで使用したからといって、OverTheSpotとたいして変わらないのですが、一応テストしておくことにしました。

結果は何となく動いているのですが、ところどころ問題が見受けられます。 デバッグしてみるとエコーバック文字列が空の時ポインタにNULLを設定して来るのが原因でした。これを修正してOnTheSpotでも一応、使用できるようになったようです。