はじめてのLinuxインストール、使用感





1.Linuxのインストール

 Linuxは今回がはじめてインストールだったのでトラブルに巻き込まれないために、 2台あるインストール候補のマシンから一昔まえ(二昔?)のもの(2)を選びました。
(1)Pentium 166MHz PB512KB, RAM 128MB, MGA-MIL/220 8MB, EtherExpress PRO-100, Ether Link III, AHA-3940, 21 inchディスプレイ
(2)486 66MHz VL Bus, 512KB Cache, RAM 24MB, S3-805 2MB, NE-2000コンパチ, AHA-1542B, 15 inchディスプレイ
スペック的には明らかに(1)のマシンにインストールしたかったのですが、Millenniumを使用 しているため商用のX Windowが必用なことやEtherExpress PRO-100とAHA-3940がマイナーな ボードのため(2)のマシンにインストールすることにしました。  (2)のマシンは写真などのスキャニングに使っているマシンなのでブートセレクタで起動 するようにしたりすると嫌がられるかもしれません。そのため、使われていないターボ スイッチを利用して内臓ハードディスクの電源を切り離せるようにし、 Linuxをインストールハードディスクは730MByteのものを外付けにしました。  ハードウェアの用意ができたのでインストールするLinuxのCD-ROMをUNIX USERの過去 1年分(1995/11-1996/10)を引っ張り出してきて調べました。Linuxの特集号があると思って いましたが、過去1年分にはそのような号はなく連載記事にしかLinuxの情報はありません でした。このなかでインストールに関する情報は少なくあまり参考になりませんでした。 しかし付録のCD-ROMからはSlackware 3.0、XFree86 3.1.2、JE 0.97を見つけることが できました。一方、Webサイトやftpサーバを探すとSlackware 3.1が最新のようでしたが 多数のディレクトリに複数のファイルが存在しインストール用のCD-ROM(CDR)を作のが 大変そうなので古いバージョンをインストールすることにしました。  インストール方法や情報はCD-ROM内のドキュメントやWebサイトから得ることができます( 雑誌の記事より役に立ちます)。インストールやセットアップ作業はトラブル続出のため かなりの時間がかかりました。トラブルを解決にもっとも役立ったのはLinuxの 過去のニュース記事を読むことでした(ftpサイトやWebサイトに過去のニュース記事が あります)。結局すべてのインストールに4日もかかってしまいました。

2.Linuxの使用感

 まだ、たいして使っていませんが商用のUNIXとたいして使用感は代わりません。 ただ、あまりに非力なマシンにインストールしたためコンパイルが遅くてたまりません。 また、設定が悪いのか日本語対応の部分にちょっと問題があるように思います (個人的には日本語対応などしていなくてもかまいません)。 常時インストールしておいてもよい感じのOSなのでPentium 166MHzあたりでLinux 用のマシンを組み立てようと考えています。

3.EtherMAXの移植

 EtherMAXはSPARCstation用として販売しているtelnetとエディタを一体化させたソフト です。SPARCstation用しか販売しておりませんが、会社にある全てのUNIXマシンには EtherMAXのサーバソフト(in.telnetdの様なもの)が移植されインストールされています。 このテキストもサーバマシンにEtherMAXでログインしエディタで直に記述しています。 また、telnetと違いデフォルトで通信データを暗号化するのでインターネット経由でも 安心して使用できます。 EtherMAXについては、 ここを参照してください。
 EtherMAXのサーバソフトは10000行にも満たない小さいプログラムなので比較的簡単に 移植することができます。また、クライアントマシン(Windows 95)用のソフトは何も変更する 必用がありません。Linuxへの移植作業は一瞬で終わりました。makefileを直し見つからない 2、3個のインクルードファイルの名前を変更しただけです。変更はLinuxのコンソール上で viを使い行いました。DOS風のエディタ以外は体(指)が受け付けない著者にとってこの部分 がもっとも苛酷な作業となります。変更量が多ければftpなどで転送してWindows 95上で 編集します。Linuxへの移植ではほとんどviを使わなくて済みました。1時間ほどの作業で EtherMAXのサーバソフトが完成しすんなりとエディタまで動作しました。EtherMAXの クライアントソフトには一つ問題点があります。それはターミナルエミュレーションの 方法(エスケープシーケンス)がSPARCstationのコンソールやOpenWindowsで使われる cmd-toolの形式になって いる点です。SPARCstationで使うには何の問題もないのですが、他のワークステーション(WS) では問題となります。現在vt100エミュレーション機能を追加中ですが、SPARCstation 以外にすぐにでも出荷しなければならないような有力なWSが存在しない のであまり作業していません。Linuxでもエスケープシーケンスが問題になると思ってい ました。しかし、termcapを見るとsun端末の定義がすでに用意されています (XViewのインストール時に追加されたのかもしれません。定義がない場合は追加してく ださい)。  最近はWSのコンソールよりWindows 95からWSにログインすることがほとんどのためか、 X Window用のMAX EDITORが移植できた現在でもLinux上での作業はEtherMAXで行っています。 ただし、他のWSは100Base-TXで接続しているのに比べLinuxマシンは10Base-Tなので 数メガにも達したようなログファイルの編集作業には使えないかも知れません。

>4.Linux用MAX EDITOR(X Window用)のダウンロード

MAX EDITOR for Linuxのダウンロード