C言語関数:strtok





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■strtok
トークンの検索

【分類】
文字列関数

【書式】
char *strtok(char *s1, const char *s2);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
char *s1文字列
const char *s2トークンの句切り文字列

【機能説明】
文字列s1は文字列s2に含まれている文字をすべて句切り文字とするトークンを持っているものとします。
最初にstrtok関数を呼び出したときは、s1の中の最初のトークンのアドレスを返し、トークンの最後に'\0'を書き込みます。
次に、最初の引数をNULLとして呼び出すとs1の中の2番目のトークンのアドレスを返します。
s1の中にトークンが無いときはNULLを返します。

strtok()関数の使用例です。

#include <stdio.h>

main()
{
        char    str[] = "abc def,ghi.jkl mno-pqr"
        char    *p;

        p = strtok(str, ",. ");
        while (p)
        {
                printf("%s\n", p);
                p = strtok(NULL, ",. ");
        }
}

実行結果は以下になります。

abc
def
ghi
jkl
mno-pqr

1.strtok()関数に文字列として「abc def,ghi.jkl mno-pqr」、区切り文字列として「,. 」を指定します。
2.strtok()関数は文字列にNULLを指定して繰り返し呼び出すのでwhleループを使用します。strtok()関数がNULLになるまで繰り返します。
3.strtok()関数の返した結果をprintf()関数で表示します。
4.文字列にNULLを指定してstrtok()関数を呼び出します。

この例では、区切り文字として「,」「.」「 」(空白文字)の3文字を指定しています。 これらの区切り文字で「abc」「def」「ghi」「jkl」が切り出されます。 「-」は区切り文字に指定されていないので、最後は「mno-pqr」となります。

strtok()関数は、最後の霧出し位置(場所)のみを記憶し(文字列がNULLの場合)処理を続けます。 記憶しているのは、あくまでも場所だけなので文字列の実体は呼び出したプログラム側が保持しておく必要があります。
また、文字列の内容はstrtok()関数によって書き換えられてしまいます。 先ほどの例ならば、配列str[]の内容は「abc\0def\0ghi\0jkl\0mno-pqr」と書き換わっています。

strtok()関数は、マルチバイト文字(全角文字)を使用した場合正しく機能しません。 次のプログラムはマルチバイト文字を使用した場合の失敗例です。

#include <stdio.h>

main()
{
        char    str[] = "123C456CアイウエオC789"
        char    *p;

        p = strtok(str, ",. ");
        while (p)
        {
                printf("%s\n", p);
                p = strtok(NULL, ",. ");
        }
}

実行結果は以下になります。

123
456
ア・
ウエオ
789

英大文字の「C」を区切り文字として切り出すプログラムなのですが、「イ」のところで正しく動作していません。
マルチバイト文字を使用する場合は、_mbstok()関数を使用してください。
失敗理由については、全角/半角混じり文字列内の文字検索で解説しています。

【参照関数】
_mbstok