C言語関数:strncmp





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■strncmp
指定した文字数内で文字列の比較

【分類】
文字列関数

【書式】
int strncmp(const char *s1, const char *s2, unsigned max);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
const char *s1文字列1
const char *s2文字列2
unsigned max最大文字数

【機能説明】

文字列s1とs2をアスキーコード順で比較し、
    s1がs2よりも小さいときは0より小さい値、
    s1とs2が等しいときは0、
    s1がs2よりも大きいときは0より大きい値を返します。
ただし、比較するのはそれぞれの文字列の先頭からmax文字のみです。

この関数は、strcmp()関数と機能が類似しています。 異なる点は、比較する最大の文字列長を指定できるという点です。 C言語の文字列は、最後がアスキーコードの「0x00」('\0')で終わる文字型の配列で構成されています。 strcmp()関数は、比較する文字列の長さを指定することができないため、文字が一致しないか'\0'が出現するまで比較を続けます。 一方、strncmp()関数は指定した文字数で比較を打ち切ることができます。 もちろん、指定文字数に達する前に文字が一致していなかったり'\0'が出現すれば比較は終了されます。

C言語の文字列関数(strで始まる関数)の多くは、最大文字数を指定できるものとできないものが用意されています。 最大文字数を指定できない文字列関数の関数名は、strで始まり指定できるものはstrnで始まります。

Study Cを使用している場合は、下記のようにコマンドラインから実行(exprコマンドを使用)して動作を確認することができます。

C:\StudyC\MyProg>expr strncmp("abc", "abC", 3)
<int>32 0x20

C:\StudyC\MyProg>expr strncmp("abc", "abC", 2)
<int>0 0x0

C:\StudyC\MyProg>expr strncmp("abc", "abcdefg", 3)
<int>0 0x0

C:\StudyC\MyProg>expr strncmp("abc", "abcdefg", 4)
<int>-100 0xffffff9c

※↑カーソルキーを押すと入力したコマンドが呼び出されるので文字を変更して試してみてください。
1番目は、3文字目が一致していないので'c'-'C'の値(32)が返されます。
2番目は、3文字目が一致していませんが、2文字目までしか比較しないので0が返されます。
3番目は、4文字目以降が一致していませんが、3文字目までしか比較しないので0が返されます。
4番目は、4文字目以降が一致していないので'\0'-'d'の値(-32)が返されます。
英文字の大文字/小文字を区別しない場合は、strnicmp()関数を使用します。

通常のコンパイラを使用する場合の使用例は下記になります(もちろんStudy CでもOKです)。

#include <stdio.h>

main()
{
        printf("%d\n", strncmp("abc", "abC", 3));
        printf("%d\n", strncmp("abc", "abC", 2));
        printf("%d\n", strncmp("abc", "abcdefg", 3));
        printf("%d\n", strncmp("abc", "abcdefg", 4));
}

実行結果は以下になります。

32
0
0
-100

【参照関数】
strcmp
stricmp
strncmpi
strnicmp