C言語関数:stricmp





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■stricmp
英字の大小を区別せず文字列比較

【分類】
文字列関数

【書式】
int stricmp(const char *s1, const char *s2);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
const char *s1文字列1
const char *s2文字列2

【機能説明】
文字列s1とs2をアスキーコード順で比較します。
ただし、strcmp関数とは異なり英文字の大文字/小文字を区別せずに比較します。
比較した結果に応じて、
    s1がs2よりも小さいときは0より小さい値、
    s1とs2 が等しいときは0、
    s1がs2よりも大きいときは0より大きい値を返します。

英文字の大文字/小文字を区別する場合は、strcmp()関数を使用します。

UNIXやLinuxでは、strcasecmp()という関数名が使われている場合があります(この関数と同じものです)。 また、一部のコンパイラではstrcmpi()という関数名も使われています(これもこの関数と同じものです)。

Study Cを使用している場合は、下記のようにコマンドラインから実行(exprコマンドを使用)して動作を確認することができます。

C:\StudyC\MyProg>expr stricmp("xyz", "xyz")
<int>0 0x0

C:\StudyC\MyProg>expr stricmp("abc", "ABC")
<int>0 0x0

C:\StudyC\MyProg>expr stricmp("abc", "ABD")
<int>-1 0xffffffff

C:\StudyC\MyProg>expr stricmp("abc", "AB0")
<int>19 0x13

※↑カーソルキーを押すと入力したコマンドが呼び出されるので文字を変更して試してみてください。
1番目は同じ文字列なので0が返されます。
2番目は大文字/小文字を区別しなければ同じ文字列なので0が返されます。
3番目は1文字目と2文字目は同じ文字(大文字/小文字を区別しなければ)ですが3文字目が異なっているので0以外の値が返されます。 Study Cでは小文字を大文字に変換してから比較しており、'C'-'D'の値(-1)が返されています('c'-'D'の値ではありません)。 4番目も3文字目が一致していないので'C'-'0'の値(19)が返されます。

strcmp()関数とは異なり、小文字は大文字に変換してから比較し一致していなければ、変換後の文字で差を求めています。 アスキーコードを見てみるとA〜Zは0x41〜0x5A、a〜zは0x61〜0x7Aで0x5B〜0x60には「[\]^」などの文字が割り当てられています。 stricmp()関数が小文字を大文字に変換するか、大文字を小文字に変換するかで、0x5B〜0x60([\]^などの文字)の比較結果が異なるので注意する必要があります。

通常のコンパイラを使用する場合の使用例は下記になります(もちろんStudy CでもOKです)。

#include <stdio.h>

main()
{
        printf("%d\n", stricmp("xyz", "xyz"));
        printf("%d\n", stricmp("abc", "ABC"));
        printf("%d\n", stricmp("abc", "ABD"));
        printf("%d\n", stricmp("abc", "AB0"));
}

実行結果は以下になります。
0
0
-1
19

【参照関数】
strncmp
strncmpi
strnicmp