C言語関数:strcspn





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■strcspn
スパンの長さ

【分類】
文字列関数

【書式】
unsigned strcspn(const char *s1, const char *s2);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
const char *s1文字列1
const char *s2文字列2

【機能説明】
文字列s2に含まれない文字が文字列s1の先頭に何文字あるか調べ、その文字数を返します。
文字列s2に含まれる文字が現れる直前までの文字を数えます。

文字列2に1文字だけ指定した場合は、strchr()関数と類似した働きをします。 strchr()関数はポインタを返しますが、strcspn()関数はその位置までのバイト数(オフセット)を返します(文字が見つからなかった時の動作は異なります)。 文字列2に複数文字を指定した場合は、strchr()関数と複数文字分実行し最小の位置を返すような働きをします。

Study Cを使用している場合は、下記のようにコマンドラインから実行(exprコマンドを使用)して動作を確認することができます。

C:\StudyC\MyProg>expr strcspn("abcde", "c")
<u_int>2 0x2

C:\StudyC\MyProg>expr strcspn("abcdecde", "d")
<u_int>3 0x3

C:\StudyC\MyProg>expr strcspn("abcde", "db")
<u_int>1 0x1

C:\StudyC\MyProg>expr strcspn("abcde", "xyz")
<u_int>5 0x5

C:\StudyC\MyProg>expr strcspn("アイウABC", "A")
<u_int>1 0x1

C:\StudyC\MyProg>expr strcspn("ABCアイウ", "ア")
<u_int>0 0x0

※↑カーソルキーを押すと入力したコマンドが呼び出されるので文字を変更して試してみてください。
1番目は、文字列の3文字目の位置(オフセット)が2返されます。
2番目も文字列の4文字目の位置(オフセット)が返されます。7文字目にも同じ「d」が含まれていますが先頭から検索するので4文字目の位置が返されます。
3番目は、文字列の2文字目に「b」、4文字目に「d」が含まれています。先頭から検索するので2文字目の位置(オフセット)が2返されます。
4番目は、文字列内に「x、y、z」という何れの文字が含まれないので文字列全体の長さが返されます。
5番目と6番目は、マルチバイト文字(全角文字)を指定したため検索に失敗しています。 マルチバイト文字を使用する場合は、全角/半角混じり文字列内の文字検索で解説しています。

通常のコンパイラを使用する場合の使用例は下記になります(もちろんStudy CでもOKです)。

#include <stdio.h>

main()
{
        char *p = "abcdecde";

        printf("%d\n", strcspn("abcde", "c"));
        printf("%d\n", strcspn("abcdecde", "d"));
        printf("%d\n", strcspn("abcde", "db"));
        printf("%d\n", strcspn("abcde", "xyz"));
        printf("%d\n", strcspn("アイウABC", "A"));

        printf("%d\n", strchr(p, 'c') - p);
}

実行結果は以下になります。

2
3
1
5
1
2

最後のprintf()関数は、strchr()関数でstrcspn()関数と同じような働きをさせた例です。
strchr()関数の結果がNULLになる可能性があるのに評価していません。実際には、このようなコードを書かないでください。

【参照関数】
strspn