C言語関数:memchr





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■memchr
メモリ内からの文字検索

【分類】
メモリ関数

【書式】
void *memchr(const void *s, int c, unsigned n);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
const void *sメモリブロックアドレス
int c検索文字
unsigned nメモリブロックサイズ

【機能説明】
nバイトからなるメモリブロックsの中で文字cが最初に現れたアドレスを返します。
メモリブロック中にcが存在しなかったときはNULLを返します。

Study Cを使用している場合は、下記のようにコマンドラインから実行(exprコマンドを使用)して動作を確認することができます。

C:\StudyC\MyProg>expr printf("%s\n", memchr("abcde", 'c', 5))
cde
<int>4 0x4

C:\StudyC\MyProg>expr printf("%s\n", memchr("abcd\0efg", 'f', 8))
fg
<int>3 0x3

C:\StudyC\MyProg>expr printf("%s\n", memchr("abcde", 'x', 5))
(null)
<int>7 0x7

C:\StudyC\MyProg>expr printf("%s\n", memchr("アイウABC", 'C', 9))
CウABC
<int>7 0x7

※↑カーソルキーを押すと入力したコマンドが呼び出されるので文字を変更して試してみてください。
1番目は文字列の3文字目の位置(ポインタ)が返されます。
2番目は5バイト目に「\0」があり文字列としては「abcd」となります。 strchr()関数では、ここで検索が終了してしまいますが、memchr()関数では指定された8バイト目まで検索が行われます。 7バイト目に「f」が存在しているので、その位置のポインタが返されます。
3文字目の位置(ポインタ)が返されます。6文字目にも同じ「c」が含まれていますが先頭から検索するので3文字目の位置が返されます。
3番目は文字列内に「x」という文字が含まれないのでNULL(0)が返されます。
4番目は全角文字を指定したため検索に失敗しています。
失敗理由については、全角/半角混じり文字列内の文字検索で解説しています。

実行結果ですが、最初の行に printf() 関数が出力した文字列が表示され2行目(「<int>4 0x4」の部分)にprintf()関数が返した値が表示されます。 printf()関数は表示した文字数を関数の返り値として返します。最後の改行文字も含めた文字数です。

通常のコンパイラを使用する場合の使用例は下記になります(もちろんStudy CでもOKです)。

#include <stdio.h>

main()
{
        printf("%s\n", memchr("abcde", 'c', 5));
        printf("%s\n", memchr("abcd\0efg", 'f', 8));
        printf("%s\n", memchr("abcde", 'x', 5));
        printf("%s\n", memchr("アイウABC", 'C', 9));
}

実行結果は以下になります。

cde
fg
(null)
CウABC

【参照関数】
memcmp
memcpy
memmove
memset