C言語関数:ftell





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■ftell
streamのファイル位置を取得

【分類】
標準入出力/ストリーム関数

【書式】
long ftell(FILE *stream);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
FILE *streamファイルポインタ(ストリーム)

【機能説明】
streamで指定されたストリームのファイル位置を返します。
fseekで移動するときに使用します。

ftell()関数の使用例です。 「test.txt」というファイルの内容を読み込むプログラムです。 実行する前に、ファイルを作成しておく必要があります。 次のコマンドでファイルを作成してください。

C:\StudyC\MyProg>echo test file>test.txt

C:\StudyC\MyProg>echo line add>>test.txt

C:\StudyC\MyProg>type test.txt
test file
line add

これで読み書き可能な(普通の状態)ファイル「test.txt」が作成されました。
※echoコマンドは画面に文字列を表示するものです。 他の多くのコマンドでも同じですが、最後に「>ファイル名」を指定すると画面に表示される内容がファイルに書き込まれます。 また、「>>ファイル名」とするとファイルに追記されます。

#include <stdio.h>

main()
{
        FILE    *fp;
        char    buff[100+1];
        char    *rc;
        long    pos;

        fp = fopen("test.txt", "r");
        if (fp == NULL)
        {
                printf("ファイルオープンエラー\n");
                return;
        }
        rc = fgets(buff, 100, fp);
        if (rc == NULL)
        {
                printf("読み込みデータなし\n");
        }
        else
        {
                printf("fgets:%s\n", buff);
        }

        pos = ftell(fp);
        printf("ftell:%ld\n", pos);

        rc = fgets(buff, 100, fp);
        if (rc == NULL)
        {
                printf("読み込みデータなし\n");
        }
        else
        {
                printf("fgets:%s\n", buff);
        }

        printf("fseek:%d\n", fseek(fp, pos, 0));

        rc = fgets(buff, 100, fp);
        if (rc == NULL)
        {
                printf("読み込みデータなし\n");
        }
        else
        {
                printf("fgets:%s\n", buff);
        }

        fclose(fp);
}

実行結果は以下になります。

fgets:test file

ftell:11
fgets:line add

fseek:0
fgets:line add

1.fopen()関数で「test.txt」ファイルをオープンします。
「ファイルオープンエラー」と表示される場合は、事前にファイルが作成できていない可能性があるので確認してください。
2.fgets()関数でファイル「test.txt」の内容を1行読み込みます(最大100バイト)。
3.printf()関数で読み込んだ内容を表示します。
4.ftell()関数で現在のファイルの読み込み位置を取得しています(11バイト目)。
5.同様にfgets()関数で2行目を読み込みます(最大100バイト)。
6.printf()関数で読み込んだ内容を表示します。
7.fseek()関数でftell()関数が取得したファイルの位置に移動(11バイト目)します。
8.fgets()関数でファイル「test.txt」の内容を1行読み込みます(最大100バイト)。 前回の読み込みと同じ2行目のファイルの内容が読み込まれます。

2行目の先頭のファイル内での位置は、「test line」の9バイトと改行のバイト数になります。
Windowsでは改行が「0x0D 0x0A」の2バイトで構成されているので、11バイト目が2行目の先頭の位置になります。

【参照関数】
fseek