C言語関数:ferror





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■ferror
streamのエラーを検出する

【分類】
標準入出力/ストリーム関数

【書式】
int ferror(FILE *stream);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
FILE *streamファイルポインタ

【機能説明】
streamで指定したストリームにエラーが検出されたときは0でない値を返します。

ferror()関数の使用例です。

#include <stdio.h>

main()
{
        FILE    *fp;
        int     i;

        fp = fopen("test.txt", "w");
        if (fp == NULL)
        {
                printf("ファイルオープンエラー\n");
                return;
        }
        printf("ファイルをオープンしました。\n");

        if (fputc('a', fp) == -1)
        {
                printf("ファイル書き込みエラー\n");
        }
        printf("ferror:%d\n", ferror(fp));
        if (fgetc(fp) == -1)
        {
                printf("ファイル読み込みエラー\n");
        }
        printf("ferror:%d\n", ferror(fp));

        if (fputc('b', fp) == -1)
        {
                printf("ファイル書き込みエラー\n");
        }
        printf("ferror:%d\n", ferror(fp));

        fclose(fp);
        printf("ファイルをクローズしました。\n");
}

実行結果は以下になります。

ファイルをオープンしました。
ferror:0
ファイル読み込みエラー
ferror:16
ferror:16
ファイルをクローズしました。

1.fopen()関数で「test.txt」ファイルを書き込みオープンします。
「ファイルオープンエラー」と表示される場合は、そのファイルが他のプログラムからオープンされている状態であるなどが考えられます。
2.fputc()関数でファイル「test.txt」に「a」と書き込みます。
3.ferror()関数でstreamのエラー状態をチェックします。正常に書き込めているので0が返されます。
4.fgetc()関数でファイル「test.txt」からデータを読み込もうとします。 書き込み専用でオープンしているのでエラーとなります。
5.ferror()関数でstreamのエラー状態をチェックします。読み込みエラーが発生しているので0以外が返されます。
6.fputc()関数でファイル「test.txt」に「b」と書き込みます。エラー発生後ですが問題なく書き込めます。
7.ferror()関数でstreamのエラー状態をチェックします。書き込みに成功してもエラー状態はクリアされません。
8.fclose()関数でファイルをクローズします。

一度エラー状態になるとferror()関数は常に0以外の値を返すようになります。 上の例のように、正常なファイル操作が行われてもクリアされません。
クリアするにはclearerr()関数を呼び出す必要があります。
また、エラー状態(ferror()関数が0以外を返しても)になっていても、ストリームに対する処理がすべてエラーになるわけではありません。
今ひとつ使いみちが思いつかない関数です。あまり使う機会はないのではないかと思います。

【参照関数】
clearerr
feof