C言語関数:_mbsnbcmp





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■_mbsnbcmp
指定したバイト内で文字列の比較(マルチバイト対応)

【分類】
日本語対応文字列関数

【書式】
int _mbsnbcmp(const unsigned char *s1, const unsigned char *s2, unsigned max);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
const unsigned char *s1文字列1
const unsigned char *s2文字列2
unsigned max最大バイト数

【機能説明】
strncmp()関数のマルチバイト文字対応関数です。 基本的な機能はstrncmp()関数および_mbscmp()関数を参照してください。

strncmp()関数のところで説明しましたが、C言語の文字列関数(strで始まる関数)の多くは、最大文字数を指定できるものとできないものが用意されています。 マルチバイト対応でない関数では、最大文字数を指定できる関数はstrnで始まります。 しかし、マルチバイト対応の関数では_mbsnではなく_mbsnbで始まります。 これはマルチバイト対応関数では文字数ではなくバイト数であることを意味しています。 全角、半角が混在した文字列では、簡単に文字数をカウントして指定することができません(単純にバイト数を指定しています)。 また、バイト数での指定なので全角文字の半分にかかる場合は、比較の対象となりません。

Study Cを使用している場合は、下記のようにコマンドラインから実行(exprコマンドを使用)して動作を確認することができます。

C:\StudyC\MyProg>expr _mbsnbcmp("abc", "abC", 4);
<int>0 0x0

C:\StudyC\MyProg>expr _mbsnbcmp("abc", "abC", 5);
<int>0 0x0

C:\StudyC\MyProg>expr _mbsnbcmp("abc", "abC", 6);
<int>1 0x1

C:\StudyC\MyProg>expr _mbsnbcmp("abc", "abcdefg", 7);
<int>0 0x0

C:\StudyC\MyProg>expr _mbsnbcmp("abc", "abcdefg", 8);
<int>-1 0xffffffff

※↑カーソルキーを押すと入力したコマンドが呼び出されるので文字を変更して試してみてください。
1番目は全角3文字目が一致していませんが、4バイト(全角2文字分)までしか比較しないので0が返されます。
2番目は全角3文字目が一致していませんが、5バイト(全角2文字分)までしか比較しないので0が返されます(3文字目の半分は比較されません)。
3番目は全角3文字目が一致していないので、1が返されます。
4番目は全角4文字目が一致していませんが、7バイト(全角3文字分)までしか比較しないので0が返されます(4文字目の半分は比較されません)。
5番目は全角4文字目が一致していないので、-1が返されます。
英文字の大文字/小文字を区別しない場合は、_mbsicmp()関数を使用します。

通常のコンパイラを使用する場合の使用例は下記になります(もちろんStudy CでもOKです)。

#include <stdio.h>

main()
{
        printf("%d\n", _mbsnbcmp("abc", "abC", 4));
        printf("%d\n", _mbsnbcmp("abc", "abC", 5));
        printf("%d\n", _mbsnbcmp("abc", "abC", 6));
        printf("%d\n", _mbsnbcmp("abc", "abcdefg", 7));
        printf("%d\n", _mbsnbcmp("abc", "abcdefg", 8));
}

実行結果は以下になります。

0
0
1
0
-1

【参照関数】
strncmp
_mbscmp
_mbsicmp