C言語関数:_mbscpy





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■_mbscpy
文字列のコピー(マルチバイト対応)

【分類】
日本語対応文字列関数

【書式】
unsigned char *_mbscpy(unsigned char *dst, const unsigned char *src);

【パラメータの型と説明】

パラメータ説明
unsigned char *dstコピー先文字列
const unsigned char *srcコピー元文字列

【機能説明】
strcpy()関数のマルチバイト文字(全角文字)対応関数です(strcpy()関数を参照してください)。

文字列のコピーではマルチバイト文字特有の問題は発生しません。strcpy()関数でも問題なくコピーすることができます。
_mbscpy()関数は、strcpy()関数と全く同じ機能の関数です。

_mbscpy()関数の使用例です。

#include <stdio.h>

main()
{
        char    buff[100];

        _mbscpy(buff, "あいうえお");
        printf("1.%s\n", buff);
        _mbscpy(buff, "アイウエオ");
        printf("2.%s\n", buff);
        _mbscpy(buff, "あいう");
        printf("3.%s\n", buff);
        printf("4.%s\n", buff+5);
}

実行結果は以下になります。

1.あいうえお
2.アイウエオ
3.あい
4.Eエオ

1.配列buffに_mbscpy()関数で文字列「あいうえお」をコピーしています。
配列buffの内容をprintf()関数で表示しています。
「あいうえお」と表示されます。
2.配列buffに_mbscpy()関数で文字列「アイウエオ」をコピーしています。
配列buffの内容をprintf()関数で表示しています。
「アイウエオ」と表示されます。
3.今度は、配列buffに_mbscpy()関数で短い長さの文字列「あい」をコピーしています。
再度、配列buffの内容をprintf()関数で表示しています。
「あい」と表示されます。
4.配列buffの6バイト目からの内容をprintf()関数で表示しています。
「Eエオ」と表示されます。

使用例の4のように短い文字列をコピーした場合は、'\0'の後ろに前にコピーした文字列の残骸が残っています。 この例では残骸の先頭がマルチバイト文字(全角文字)のため、その文字の1バイト目が'\0'に上書きされ2バイト目だけが残り「E」と表示されています。 _mbscpy()関数は、strcpy()関数と同様に'\0'が出現するまでの必要最小限のコピーを行います。

【参照関数】
strcpy
_mbscat
_mbsnbcat
_mbsnbcpy