第1章 main作成Wizard
 

Wizard形式でプログラミングの練習に使うmain関数のテンプレートを作成します。
main作成Wizardは、下記の方法で起動されます。
・新規作成ダイアログボックスの「Wizardで作成(W)」ボタン
 新規作成ダイアログボックスはファイルメニューの新規作成(N)メニューで表示されます。
・ウィンドウ右のツールボタン
 上から10番目のボタンを押すとmain作成Wizardが起動されます。作成したプログラムは、カレントバッファに格納されます。


1-1 最初のダイアログボックス
最初に表示されるダイアログボックスで作成するプログラムの用途を選択します。
main作成Wizard1 最初のダイアログ

作成するmain関数の主な用途を、以下の項目の中から選択します。
(1)細かい指定はしない(D)
 空のmain()関数が作成されます。

(2)細かい指定はしないで文字列を表示(H)
 指定した文字列(printf()関数を使用)を表示するmain()関数が作成されます。

(3)文字列を入力する(S)
 文字列を入力(またはコマンドラインから指定)するmain()関数が作成されます。
 入力(または指定)された文字列を使用してプログラムの実験を行うことができます。

(4)数値を入力する(N)
 数値を入力(またはコマンドラインから指定)するmain()関数が作成されます。
 入力(または指定)された数値を使用してプログラムの実験を行うことができます。

(5)ファイルの読み書き(F)
 ファイルの読み書き操作を行うためのmain()関数が作成されます。
 ファイルからの読み込みや書き込みを行うプログラムの練習などに使用できます。

(6)3Dタートル(T)
 3Dタートル機能を使用するためのmain()関数が作成されます。

(7)ゲーム(G)
 ゲーム作成に適した設定でグラフィック機能を使用するためのmain()関数が作成されます。

(8)グラフィック(例 グラフなどの描画)(R)
 グラフィック機能を使用するためのmain()関数が作成されます。

(9)その他(O)
 設定値に応じた空のmain()関数が作成されます。


1-2 2番目のダイアログボックス
2番目のダイアログボックスで各用途に固有の情報を指定します。
最初の画面で選択した状態に応じて指定できる項目が変わります。

(1)文字列の入力
最初のダイアログボックスで「文字列を入力する(S)」を選択したときに指定することができます。
・「変数名(S)」は、入力した文字列を格納するバッファの変数名を指定することができます。
・「コマンドラインで指定(C)」をチェックすると、文字列はコマンドライン引数での指定となります(この場合、argv[1]のように参照します)。

(2)数値の入力
・最初のダイアログボックスで「数値を入力する(N)」を選択したときに指定することができます。
・「変数名(N)」は、入力した数値を格納する変数の変数名を指定することができます。
・「コマンドラインで指定(N)」をチェックすると、数値はコマンドライン引数での指定となります。
・入力された数字文字列は、atoi()関数で数値に変換されます(複雑にならないようにエラーチェックは行っていません)。

(3)ファイルの入出力
最初のダイアログボックスで「ファイルの読み書き(F)」を選択したときに指定することができます。
main作成Wizard2 ファイルの入出力
・ファイルの入力/出力/入出力を指定することができます。
・指定状態に応じてファイルポインタ変数の変数名を指定することができます。
・「ファイル名はコマンドラインで指定(F)」をチェックするとファイル名はコマンドラインでの指定となります(通常はscanf()関数で入力します)。

(4)グラフィック
最初のダイアログボックスで「3Dタートル(T)」、「ゲーム(G)」、「グラフィック(例 グラフなどの描画)(R)」を選択したときに指定することができます。
main作成Wizard2 グラフィック
・「X方向サイズ(X)」と「Y方向サイズ(Y)」でグラフィックウィンドウのサイズを指定します。
・「ビットマップを表示(B)」をチェックすると、グラフィックウィンドウにビットマップを表示するmain関数が作成されます。 表示するビットマップファイルを用意し、「ビットマップファイル(B)」で指定します。 また、「ビットマップ用変数名(B)」でハンドル変数の変数名を指定することができます。
・「マスクを使用(M)」をチェックすると、マスク機能付きでビットマップを表示するmain関数が作成されます。 使用するマスク用ビットマップファイルを用意し、「マスクファイル(M)」で指定します。 また、「マスクファイル(M)」でハンドル変数の変数名を指定することができます。

1-3 3番目のダイアログボックス
3番目のダイアログボックスでは、関数の返り値やインクルードファイルを指定します。
main作成Wizard3 例1 main作成Wizard3 例2
(1)main関数の型の指定
・作成するmain関数の型を、明示しない/int型/void型の中から選択します。

(2)return値の指定
・void型以外の場合、main関数がreturn文で値を返すかどうか設定します。
・「正常終了時の値(N)」、「エラー終了時の値(E)」で値を指定します。 エラー終了時の値は、エラー処理のあるmain関数の場合のみ使用されます。

(3)コマンドライン引数
・コマンドラインから引数を受け取る(「数値を入力する(N)」を選んだ場合など)場合に指定します(「コマンドラインから引数を受け取る(C)」チェックボックスは自動的にセットされます)。
・「argc用変数名(C)」、「argv用変数名(V)」で、それぞれの変数名を指定することができます。
・「引数の個数をチェックする(P)」をセットするとプログラム起動時に引数の数をチェックするコードが追加されます。 引数の個数は「引数の数(+1されます)(N)」で変更することができます。

(4)主なインクルードファイル
作成されるプログラムでインクルードするファイルを指定します。
・インクルードファイルの指定では、必ず必要なもの(たとえば「ゲーム」を選んだ場合のgraph.h)は選択済みで解除もできないようになっています。

1-4 確認用ダイアログボックス
確認のために作成したmain関数を表示します。また、下部では作成したプログラムに関する説明が表示されます。 作成されたプログラムで良い場合は、完了ボタンを押すと内容がエディタのバッファに送られます。
main作成Wizard4 例1 main作成Wizard4 例2

main作成Wizard4 例3

1-5 作成したmain関数のエディット
完了ボタンを押すと作成したmain関数は、エディタのバッファに書き込まれます。
main作成Wizard edit画面例
エディタで必要な部分を追加して実行することができます(追加せずに、そのまま実行してもエラーにはなりません)。


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