第4章 プログラム実行
 

プログラム実行に関する機能が改善されました。

4-1 パラメータ入力ダイアログボックス
Study C Ver1ではプログラムがコマンドライン引数(パラメータ)を利用している場合、コマンドラインから「run para1 para2...」のように指定してプログラムを実行する必要がありました(ツールバーなどからはパラメータを与えての実行はできませんでした)。 Study C Ver2では、ツールバーの実行ボタンやメニューバーからプログラムを実行したときに、プログラムのmain()関数宣言を調べパラメータを利用してる場合にパラメータ入力ダイアログボックスを表示しパラメータ入力の機会を与えます。
パラメータ入力ダイアログボックス
パラメータ入力ダイアログボックスでは、argv[1]に格納される文字列から入力します。 argv[0]には常に"run"という文字列がセットされます。

4-2 バッファ切り換えダイアログボックス
インクルードファイルを使用しているプログラムでは、カレントバッファがインクルードファイルに切り替わっているような場合があります。 Study C Ver1では、このような状態プログラムを実行するとエラーが発生(関数main()が見つかりません)してしまいました。 Study C Ver2では、実行時にバッファの拡張子を調べカレントバッファがプログラムファイル(.C)でない場合は下記のダイアログボックスを表示しバッファを切り換えることができます。 また、何もプログラムがロード/入力されていない場合のエラー(関数main()が見つかりません)の表示は、「プログラムがロードまたは入力されていません」と表示されるように変更されました。
バッファ切り換えダイアログボックス

4-3 エラー/警告解説ダイアログボックス
プログラム実行後、直前に発生したエラー/警告に関する解説をダイアログボックスで表示できるように変更されました。
エラー解説ダイアログボックス

4-4 その他の変更点
(1)malloc等で確保された領域のチェック
StudyC Ver1では、malloc等で確保された領域に対しては簡単なチェックしか行っていませんでした(アクセスがヒープ領域内かどうかだけのチェックのみ)。 StudyC Ver2では、malloc等で確保したメモリ破壊の完全なチェックと、アロケートされていない領域の解放していないかのチェックも行うようになりました。
メモリ情報のチェックを行うとプログラムの実行速度が多少遅くなります(処理の内容によっては、malloc等の関数で大量にメモリブロックを確保した場合は大幅に速度が低下することがあります)。 「実行時の設定変更ダイアログボックス」で、malloc等で確保された領域のチェックを行うかどうか設定することができます。

(2)自動変数の初期化
通常、C言語では自動変数の初期化を行いませんが、Study Cでは0または特定の値で初期化させることができます。 初期化を行うとプログラムの実行速度が多少遅くなります。 自動変数の初期化に関しては、「実行時の設定変更ダイアログボックス」で設定を変更することができます。

(3)全角文字のエラー表示
全角スペースなどの非アスキー文字がプログラム内で使われているときのエラーメッセージを「全角文字/半角カナなどの文字が不適切な場所で使用されています.」と表示されるように変更されました。 StudyC Ver1では、わかりずらいエラーメッセージでした。

(4)組み込み関数の機能概要表示
シングルステップ/トレース実行時の実行状況表示部で単に「組み込み関数呼び出し」となっていた表示が、その関数の機能概要を表示するように変更されました。


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